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執筆者の写真littlebird-yuko

ニシキテグリの撮影に関して


🌟今帰仁の人気生物🌟

ニシキテグリの観察・撮影方法についてのご案内です


昨年もサンセットダイブでたくさんの求愛シーンや、産卵シーンを観察できました(^^♪

昨年はニシキテグリの最初の産卵行動が確認されたのが5月末でした。

これ以降は、タイミング、ライティング方法などを間違えない限りはほぼ毎日

その貴重なシーンを観察できました🙌


今年もニシキテグリの産卵行動を観察するはメニューを開催いたします!


今年は今帰仁村へ移転し、データがとりやすい環境となったので

行けるときは調査に繰り出しているんですが、

つい先日の5月1日、

今シーズン初めての求愛&産卵シーンが観察できました~🙌✨



ただ、まだ産卵シーズン序盤なので、産卵行動を行う個体はかなり少ないです。

その翌日から2回サンセットダイブを行ってますが、

産卵シーンが見れたのは5/1のみです。


ピークを迎えるのは6月、7月となりますので、

産卵シーンを狙うならこの時期がベストです!!


今の時期ですと、運が良ければ求愛・産卵シーン・・・・

産卵が見れなくても夕方が活発的に動き出す時間帯となるので

ニシキテグリがサンゴの上に出てきて食事をしたり、縄張り争いをしたりするシーンなら

高確率で観察できます。



ただ、

撮影・観察には厳しめのルールを設けさせていただいてますので、

下記を必ずご一読ください。


↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓


悲しいことに、

去年からニシキテグリの住処のサンゴがこんな状況になってるのを多々見かけるようになりました。



白くなってる部分はユビエダハマサンゴが折れた直後の姿です。



撮影に夢中のダイバーが、体を安定させるためにサンゴの一部をつかんだり

奥に隠れたニシキテグリをのぞき込もうと寄りかかった時に折れてしまったものだと思います。



一見、丈夫そうに見えるユビエダハマサンゴですが、

非常にもろく折れやすいです。

このままダイバーによってサンゴが壊されていくと、

ニシキテグリがいなくなるだけではなく

この素晴らしいポイントを守る為に封印しなければならない事態になってしまいます。


いつまでも観察・撮影ができるように

環境を壊さないためのルール厳守をお願いします。



【観察・撮影に関してのお願い】

ニシキテグリの住処であるサンゴの上は通過禁止となっております。

・観察する時は、サンゴの極の砂地に必ず着底し体を安定させてください

ユビエダハマサンゴには触れないでください。

 ※寄りかかっていたり、掴んでいるのを見かけた場合はダイビングを中止します

サンセットダイブのみのご参加はお断りしております。

 ※スキルチェックの為、日中のダイビングからご参加ください



【観察・撮影アドバイス】

日中でもニシキテグリの観察は可能ですが、日中はサンゴの奥へ隠れやすく

1ダイブ粘らないと撮影は困難です。

曇り空など水中が暗い日ならまだ少し出てくれますが、天気の良い日中は

ほとんど姿を見せない場合もあるので1ダイブ費やしても観察できない時もあります。

よって、観察・撮影はサンセットダイブとなります。

サンセットダイブではライティングがとても重要で、

活発的に動き出すサンセットタイムでも強い光を当ててしまうとあっという間にサンゴの中へ隠れてしまったり、求愛行動をやめてしまったりします。

当店では、基本的にはライティングはガイドの私が行います。

大きく撮影したい気持ちは十分にわかりますが、

あまりカメラを近づけすぎるとサンゴの奥へ入ってしまったり撮影できない距離へ移動してしまうので貴重なシーンを逃す可能性が高くなります。

体やカメラはなるべく動かさず、

優しい気持ちでその時を「待つ」スタイルがベストです👍



【サンセットダイブの送迎に関して】

日中のダイビング終了からサンセットダイブまでは待ち時間が2~3時間あります。

日中のダイビング終了後、一旦宿までお送りし休憩や食事を取っていただき、

再度夕方の出港時間に合わせてお迎えに伺います。

サンセットダイブの送迎に関しては今帰仁村内の宿泊所に限ります。

日中のダイビングに関しては送迎範囲を名護市内の指定ホテルも可としてありますが、

サンセットダイブもご参加希望の場合は今帰仁村内にご宿泊いただくか、

レンタカーなどで現地集合をお願いいたします。




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